このページでは、Windows10 Home版でレジストリをコマンド1回で編集してWindows Updateの自動更新の無効化の方法を説明します。
Windows Updateを無効化したあとに元に戻す方法も合わせて記載していますので、「後からやっぱり戻したい」と思った場合でもコマンド1回で元に戻すことができますのでご安心ください。
Windows10のHomeは自動更新がデフォルトでは強制実行される
Windows 7のときはWindows Updateが始まりダウンロード、インストールされたとしても、再起動が伴う場合はダイアログが表示され4時間後に遅延させてくれるといったダイアログが表示されていました。
Windows 10からはWindows Updateは、必要ならば作業中だとしても強制的に再起動を実行されます。
Windows Updateの無効化処理を行うにはマウスのみの操作では出来ないようにされているのでレジストリエディタから編集していきます。
WindowsUpdateの自動更新を無効化(レジストリエディタの編集)
レジストリエディタを編集するため「Windowsキー+x」でクイックアクセスメニューを開いてWindows PowerShell(管理者)かコマンドプロンプトを管理者モードで起動します。
管理者モードじゃないとレジストリエディタは変更できないため管理者になれるアカウントでログインしている必要があります。
次に開いた画面で以下のコマンドをコピーしてWindows PowerShellで実行します
このコマンドの説明を説明すると以下のようになります。
- reg add:レジストリーにキーや値を追加、編集を行うコマンド
- /v :選択したキーの下の追加される値名
- /d :データの値に設定する値
- /t :レジストリキーのデータの種類
- /f :プロンプトなしで既存のレジストリエディタを強制的に上書きします。
Windows Updateを管理しているレジストリに対して無効に書きかえを行うコマンドを叩いているということになります。
WindowsUpdateの自動更新を有効化(元に戻す)方法
これもWindows Updateの自動更新を無効化したときと同様に、Windows PowerShellから以下のコマンドを叩きます
何が代わったかというと 「/d」のあとの値を0(デフォルト値)に元に戻すだけです。
まとめ
Windows Updateの自動更新をWindows10 Homeだとレジストリエディタを変更する必要がある。Proだと任意の時間に変更が可能。
レジストリエディタを使って編集する方法もあるが不慣れな人がレジストリエディタを編集するのは間違った箇所を変更するリスクが大きくあまりオススメしません。
コマンドプロンプトかWindows Power Shellからコマンドをコピペする方が他のレジストリを開いたりすることがないため幾分安全かつ簡単だと思います。
おしまい。